はじめに
はじめまして、としです。
私は2016年4月からランニングを始め、マラソン大会27回参加して、全て完走をしております。
そんな私が去年の2月以降、コロナの影響でマラソン大会は軒並み中止になりました。
そこで新たなマラソン大会の取り組みとして、あちこちでオンラインマラソンが登場しました。
オンラインマラソンを実際にエントリーして、経験した内容をお伝えできればと思います。
オンラインマラソンはフルマラソンと何が違うのか?
まずは、オンラインマラソンについて、簡単に説明したいと思います。
一言で言うと、仮想(バーチャル)のマラソン大会と思ってください。
距離を測るためのアプリをスマホに登録して、走る時にONにして距離を記録します。
大会によって、走る距離が定められており、その距離を何日間かけて走ると完走になります。
色んなアプリが採用されてますが、一番多いのが『TATTA』というアプリです。
走った距離はランキングで表示され、他の参加者とどれぐらい走ったかを確認することができます。
走るコースは自分で決めて走ることができます。
簡単ですが、イメージはついたかなと思います。
それでは、オンラインマラソンで素朴な疑問に応えていきましょう。
リアルじゃないのにオンラインマラソンを走っても意味ないんじゃないの?
まさに、この質問をする方が多いと思いますので、お答えさせて頂きます。
結論、そんなことはないです。
私がはじめに参加したオンラインマラソンの話をさせて頂きます。
過去にリアルの長野マラソンに参加したのですが、今回は中止になったので、
『オンラインチャリティーマラソン 長野マラソン』に参加してみました。
この大会は14日間で42,195キロを走れば完走になります。
オンラインマラソンの大会にもよりますが、ほとんどが期間中に指定された距離を走ると完走になります。
中には、一日で指定された距離を走ると特典がつく大会もあります。
例えば、抽選で賞品が当たる権利が得られるなどです。
はじめる前、私はリアルじゃないので、走ってもいつもの練習のように終わるんだろうなと思ってました。
初日から走って、14日間でどれだけ走れるかですが、ランキングという機能があります。
そして、他の参加者と競うことで、いつの間にかオンラインマラソンの魅力にハマっていきました。
走った後にランキングが表示されるんですが、これがまさにオンラインマラソンの醍醐味です。
自分の順位をみて、明日もまた走ろうと思い、連日のように走りました。
期間中で休んだのはたったの2日間だけでした。笑
なんと2002人中112位の総距離でした。
ちなみに私がランニングを始めてから8日連続ランニングしたのは初めてです。
それだけ、モチベーションが上がったことを証明できたのかなと思います。
もちろん、個人差はありますが、他の人も頑張っていたりするとそれが走る動機になることは間違いありません。
よくある質問に、タイムは関係するの? ということが気になりますが、ほとんどの大会は総距離でランキング化されます。
よって、どんなに走るスピードが遅くても、たくさん走った方が上位になります。
私の場合、ほとんどゆっくり走ってましたが、立派な順位を獲得できました。
走る実力というより、続けることが得意な人は、順位の上位として有利だと思います。
オンランマラソンの参加賞はリアルマラソンと同じなのか?
オンラインマラソンは参加賞や完走賞がある大会がほとんどです。
長野オンラインマラソンに関しては、ご当地の果物でマスカットやリンゴが選べました。
また、他のオンラインマラソンにも参加しましたが、Tシャツなどもリアルマラソンと同じであります。
私がオンラインマラソンを選ぶ時にお勧めなのが、Tシャツが貰える大会がお得だと思います。
なぜかと言いますと、リアルマラソンと違い、値段が安いからです。
値段は様々ですが、リアルマラソンと比べると3分の1ぐらいので値段です。
ちなにみ長野オンラインマラソンは3000円程度でした。
リアルマラソンは安くても7000円ぐらいはします。
リアルに走れない分、安く設定されてますが、参加賞や完走賞の関してはほとんど変わらないので、
Tシャツがある大会に参加すれば、Tシャツに3000円使った感覚になるので、お得な気分になりますよ。
リアルマラソンが再開されたらオンラインマラソンは消えてしまうのか?
これは、コロナがどうなるかにもよりますが、私の意見としては無くならないと思います。
なぜかというと、あまり大きな声では言えませんが、オンラインマラソンは結構利益になるからです。
言うまでもありませんが、オンラインマラソンには交通規制や人件費などがありません。
自分が決めたコースを走るので、そのようなコストが発生しません。
唯一、発生するものはシステムの管理料などがありますが、こちらもたかが知れています。
それもそのはず、リアルマラソンでは、公式マラソンだと、計測がしっかり管理されます。
その管理などもお金がかかったり、完走した際の記録表なども印刷するなど、リアルマラソンでは色々とコストがかかるのです。
また、今回オンラインマラソンの特徴として、みんなで競い合って走るということが、アプリ上でも実現可能なことを示してくれました。
これにより、リアルマラソンのための練習として、オンラインマラソンが定着するのかなと思ってます。
リアルマラソンは今後も増えていくと思います。
オンラインマラソンにエントリーするにはどうすれば良いのか?
この記事を読んで、オンラインマラソンに参加してみたい。
そう思って頂いた方は光栄です。
参加方法は、リアルマラソンに参加したことがある方にはとっても簡単です。
マラソン大会をエントリーするためのサイトがあります。
『Runnet』というサイトです。
https://runnet.jp/
マラソン大会の大部分はこのサイトでエントリーできます。
最近はオンラインマラソンが主流になっているので、
条件検索に『GPSマラソン』が追加されてます。
これで検索すると、すぐにオンラインマラソンのみが掲載されます。
フルマラソン同様に、エントリーフォームで登録すればエントリーできます。
冒頭でお話したアプリを入れて、開催日に近づくと、そのマラソン大会がアプリに表示される仕組みです。
何事もまずは一度経験してみることをお勧めします。
私のように、モチベーションがアップして、走る気力が湧くかもしれませんよ。
おわりに
いかがだったでしょうか。
マラソン大会が中止の中、すでにランニングをしているが、大会がないためにモチベーションが上がらない方も多くいるのではないでしょうか。
私はリアルマラソンしか興味がないと思っている方にも、オンラインマラソンも面白いということが伝えられたら幸いです。
いつ、前のようにマラソン大会が再開されるかはわかりませんが、走り続けるためにオンラインマラソンを通じて、
他のランニング仲間と共有して、自分のランニングに活かして頂ければと思います。
また、マラソン大会が再開されることを祈ってます。