社会人時代 パート④

長期の出向先

前回は新しい出向先で、3年半常駐することをお伝えしました。

本当はもっと続けることは可能だったのですが、自分から契約終了することになりました。

原因は何だと思いますか?

仕事で失敗したとかだと思った人はハズレです。

まあ、この時は20代ですからね。

実は恋してしまったんですよね。

いやー青春の20代って感じですか。

その人も他の会社で、私と同じような協力会社として出向している形でした。

年齢は確か2歳ぐらい下だったような気がします。

まあ、仕事では直接接点はありませんでしたが、そういうのって関係ないんですよね。

この頃からガンガンいくタイプに変わってます。笑

何かのきっかけで話に言ったりしたんですかね。

そこから食事にも一緒に行ったりして、自分なりに距離を詰めていきました。

そして、ある時誘ったのです。「今度ディズニーランドに行かない?」と。

そしたら、あっさりOKをしてくれました。

うおーーーーーーーやったぜーーーーーって!!

若いですよねほんと。笑

ここまで聞くと全く順調で問題のない話に聞こえますが、なんと彼女には彼氏がいるんです!!

彼氏がいることはもちろん承知の上でアプローチしてました。

要するに、あわよくばの略奪愛ってことですかね。。。

そして、ディズニーランドに行くことに。

話すのは苦手ではないので、待ち時間も特に気まずい雰囲気にもならず楽しみました。

そして、夜のパレードが終わり、21時ぐらいになって、そろそろ帰ろうモードになりました。

私は「ちょっといい?」と言って人気のないところに移動。

そして、彼女に夢の国で告白しました。

「好きです。。。」と。書いていてなんか照れくさいですね。笑

そしたら、なんとだめでした!!!!!!!!

あまりにもショック過ぎて、今振り返ってもなんて言われたかは記憶になくて書けないですね。

そして、車で送るはずだったが、彼女は電車で帰っていきました。

ひとりぼっちになった私は泣きながら1人で車に乗って帰ったのです。

ちなみに頭が真っ白になっていたので、車で運転していると歩いている人に声をかけられました。

「逆走だよ!!」

まじか。一方通行のところを逆走していたんです。

もうそんなの関係ないで突っ切ったんですけどね。笑

まあ、この頃の私は若かったですね。

ディズニーランドに行けば付き合えると思っていたので。

そして、名言が生まれるのです。

「夢の国は裏切ります!!」笑

これは貴重な経験として、今でも過去の恋愛話の時にネタとして使ってます。笑

当時は絶望の淵に苛まれていましたが、今となっては美化されて思い出になってます。

この経験後、職場では気まずい感じになったんですよ。

彼女は振る方ですから、辛くはないですが、振られた方はその場から立ち去りたいわけで。

仕事も集中できないし、この時の私は廃人と化してましたね。笑

そして、先輩、マネージャーに「もう続けられません。職場変えてください」と懇願しました。

今ではよく通ったなと思いますが、こんな理由で、区切りの良い3月で契約終了したのです。

まあ、3年半も働いているのでそれなりに成果も出していたかわかりませんが、

プロパーの上司に飲みに誘われたんですよ。

そして、言われた言葉が今でも忘れられません。

「うちに来ないか?」

要するに出向先の会社の社員にならないかということです。

基本的に出向先で働いて、そこの社員になる人はありえる業界ではありますが、マナーとしては御法度なんですよね。

私は仕事内容というより、彼女が常駐している以上、仕事も手に付かない現状なのでお断りしました。

実際、みんな遅くまで働いている感じで楽な職場ではないのが社員さんから垣間見れたのもありますしね。

色々ありましたが、ここでの経験はIT業界で働いていく上でのベースとなりました。

現場でお世話になった方々、ありがとうございました。

飲料メーカーの職場

次の職場は某飲料メーカーのあるシステムに携わりました。

今の会社に入って4年が過ぎようとしてました。

以前の職場とは異なり、また単独で出向となりました。

会社の人がいないので肩身が狭い形に戻りました。

仕事内容といえば、簡単なデータマッピングの資料をメンテぐらいでした。

うわーつまんない仕事だなと。そして職場へのモチベーションも下がり、体調不良の仮病を連発するようになりました。

そしたら、もちろん自社の上司からプロパーの方から注意を受けましたと言われたんですが、この時の私はなんかもうどうでもよくなってましたね。

実際、本当に体調が悪くて休んでないんじゃないですかね。

結構、お腹が痛いのはありましたが、一日中でもなかったし、当時は若かったから朝眠かった。

寝たいというのもあって結構休んでましたね。

まあ、そういう人が多いと思うのでそんなに罪悪感はありませんでした。

もともと、体調不良で休む人が多い業界ですからね。

それよりも、仮病を使わないと休みづらい日本はどうしようもないと仕事をして思うようにもなりました。

まあ、会社に対しての帰属心が低くなり、この時ぐらいから、ずっと残業代が出ないことに不満を抱いてました。

他の出向している別の会社の人に、残業代が出ているか確認すると、出ていない会社の方が少ないことに。

当時は、2008年でいけいけどんどんで転職もしやすい状況でした。

そして、みんな残業代が出ているのに自分だけもらえないのは不満だという気持ちが積もっていきました。

ついに私は転職することを決意し、転職活動を始めたのです。

何社か面接して、1社内定しました。

同じITで出向がメインの会社でしたが、一番の違いは残業代が出ることでした。

その当時の年収で転職すると、プラス残業代がもらえる感じに変わること知って喜びましたね。

若かったこともあり、やはり、お金は多いに越したことがないと思っている価値観でしたね。

そして、この職場は3ヶ月で終わることに。

この終わりは、この会社の退職も含んでおりました。

要するに転職することになりました。

残業代が出てハッピーな毎日になるんだ。

これで、他の人と同じで遅くまで働いても残業代が出るから不満はないな。

28歳の夏、そんな未来を描いてわくわくしておりましたが、これが選択の誤りであったことなど、最大の事件が起こるまで知る由もなかったのです。。。

この続きは、次のパートでお話します。

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