大学生ぐらいから、色々な経験をすることにより、人生観が芽生えていくことになります。
サークル
大学生といえばサークル活動でしょうか。最初は2つほどサークルに入っていました。
一つ目がよくあるテニスサークル。テニスというより飲み会がメインというサークルでした。
もう一つがアウトドアのサークルですね。
高校まで自分に自信も持てず、気も弱くゲームばかりしてましたが、大学生ではちょっと自分を強く持とうという時代でもありましたね。
ある意味自分への戦いの始まりでしたね。
テニスサークルは、ある程度活動に参加していたんですが、なんか居心地が悪いというか、所詮、飲み会ばかりでなんか自分は合わなかったので行かなくなりました。
アウトドアのサークルはなんと大学卒業するまで活動に参加することになります。
アウトドアということなので何をするかといえば、旅行ですよ。
伊豆下田の海水浴場に行ったり、キャンプ場へ泊まりに行ったりしてましたね。
もともと、旅行は嫌いではなかったのでハマりましたね。これが今後の大きな旅の始まりとなるんですけどね。
このサークルを通して知り合った友人は今でも繋がってますね。
アルバイト
大学時代では相変わらず、勉強は二の次でアルバイト三昧でしたね。
数字で言うと月収は10万は超えてましたね。
週5ぐらいでバイトしてたと思います。
まず一つ目が高校時代から続けていた松屋フーズのバイト。
朝、昼、夕方、深夜。全ての時間帯を経験しましたね。
深夜とかは面白いんですよ。必ず朝方にホストがきて、商品を提供すると「これ大盛り?」って言ってくるんですよね。
もちろん、そこは引かずに「はい、大盛りです」という毎日でした。笑
サービスしてませんよほんとに。笑
2つ目はコンビニ。バイト雑誌から東京のあるコンビニに面接して働くことに。
そして、ここで偶然というかある出来事が起きます。
一緒にバイトをした人の名字がなんか知っているなと。
なんでかというとその人の名字は珍しかったから。
もしかしてと思い、出身とかを話したら、まさかの同じ幼稚園でした。
しかも、一緒に遊んだ仲で、相手も私のことを覚えていました。
ここで感じたのが、人って必要と思う人はもしかしてお互いが引き寄せるんじゃないかなと。
たくさんあるコンビニでたまたま選んだところに知り合いがいるんですよ。
世の中、狭いのかもしれませんが、私は奇跡なのかなと解釈してます。
コンビニのメンバーは本当に独特でしたね。見た目はチャくて怖い人が2人ほどいましたが、バイトって同世代が集まるから色々話していく中である時を境に心が通じ合うんですよね。
今となっては連絡はとってはおりませんが、コンビニで出会った人には今の私は色んな部分で影響を受けましたね。
人は出会った人によって変わっていく。あなたは影響を受けた方はおりますか?
コンビニのバイトも大学の終わりまで続けてましたね。
テレビ局の近くだったこともあり、芸能人、スポーツ選手、歌手など来店しましたね。
山田花子さん、新庄剛志さん、島袋寛子さん。
凄い有名ですよね。特に新庄さんのオーラは半端なかったです。
あのキャラですからね。笑
3つ目はカフェのバイト。学校から近いところを選ぼうと思い、憧れというか華やかなところで働いてみようと思いました。
応募したのが原宿の竹下通りに面しているカフェでした。
遊びの中心地で働くとどうなるかを体験したかったんですよね。
そういえば、面接で落ちたことないな。やりたいバイトは全てやれてますね。
カフェのメンバーは明るい人ばかりで本当に想像した通りの華やかさでしたね。
お客様も若い人が中心でこの経験を通して、自分はまた違った視点で成長できたと思います。
4つ目はカラオケのバイト。これもなんか面白そうだなと思ったのがきっかけでしたね。
カラオケのバイトで良いのは、なんと言ってもお店が終了した後にカラオケができること。
深夜勤務をしていて、4時ぐらいに終わるんですが、その後にお酒飲み放題でカラオケもし放題。
メンバーも変わった人が多くて結構遊んでましたね。
このバイトはある事件が起こるまでは結構続いてました。
まあ、色んな人と接していれば、相手を好きになることがありますよね。
それが、当時彼氏がいた人を好きになるやつですよ。
そして、ある時に彼女に電話をしたらですね。彼女の彼氏が電話に出てキレられたと。
その彼氏はバイトのメンバーだったんですよ。
そうなるとオーナーはその人を残すか、私を残すかの2択になりますが、その人の彼女をオーナーは気に入っていたので、私が辞めることになりました。
この経験を通して思うのが、わかっているけど止められないものがあるんだなと。青春ですかね。笑
5つ目は居酒屋のバイト。誰もが知っている有名居酒屋チェーンでキッチン担当で働てましたね。
深夜勤務がメインで主に刺身を切ったりする担当でしたね。
このバイトをするきっかけはあまり覚えてないんですが、当時、自動車教習所の最寄駅だったのもあって選んだと思います。
居酒屋のアルバイトも店が終わるとお酒を飲めたりしてましたね。そればっかですね。笑
6つ目は天下の秋葉原で家電量販店のバイト。好きだったところで働くとどうなるのかを体験したかったんです。
私が担当した場所はパソコンのディスプレイコーナーでしたね。
あまり辛いという記憶がなかったバイトでしたね。やはりそれは好きな分野だからでしょうか。
このバイトで感じたのは、好きなことを仕事にすれば辛いとかないんじゃないかと。
でも、バイトには気持ちが分からないこともありました。
社員が上司から色々言われているさまを間近ではみていたので、社会はそんなことはないんだなとも思ってました。
バイトの後は大好きな秋葉原を堪能できたので一石二鳥のバイトでしたね。
ここでちょっと待ったー!! あんた何種類バイトしてんだよ。1つでいいじゃん!!
という声が聞こえてくると思うので、なぜ私が複数アルバイトをしたかをお話しておきますね。
ズバリ、単純に色々社会経験したかったから。実にシンプル。動機なんてそんなもんです。
経験ということで、全て異なるアルバイトにしてます。それはバイトが違えば環境も違うし得られる経験も違うから。
私が生きている上で強く言えることは、経験したことしか語れないと思ってます。
よく、評論家があーだこーだいう場面を見ますが、あんたそれやったことあるの?と私は思ってしまいます。
経験したことある人が言うのと、経験したことが無い人が言う言葉のどっちが説得力ありますか?
経験とはそれだけ貴重なものなのです。これは、私の考え方として経験したこと以外は語らないことにしてますね。
逆に経験を通して発信された情報はオリジナル性もあって、活きた情報であると思ってます。
そういう経験は社会に入る前でしかできない。だから、私は色んなアルバイトをしたんです。
どのアルバイトもすぐ辞めてなく、期間は違えど結構続けてたと思います。
就職活動
とうとう、社会人の環境に足を踏み出しました。
当時は氷河期だったので就職活動は本当に厳しかったですね。
目指した職業はアパレルの営業職でした。
なぜ、その職業を選んだかというと、ただの華やかなイメージと憧れというかカッコいいというか。
本当にそれだけの動機で志望しました。
結構、動機って単純だったりするんですよね。
さて、活動といえば何10社も受けて面接に数社行けましたが、全て落ちました。。。
最終面接には数社は行けたんですがね。最終面接とかで落ちるとかなり自信を失いますよね。
ほとんどの人が経験したことがあると思いますが、落ちると自分はだめなんだと思ったります。
結構、この頃はネガティブ思考が強かったんですよね。
そうこうしているうちに振り向くと既に秋になっておりました。
普通にエントリーして面接するという一般的な活動はほぼ終わっており、どうしようか悩みました。
そこで、私は原点に振り返えようと。バイトを通して好きなことを仕事にしたら良いのではと。
当時、村上龍さんの著書に「13歳のハローワーク」というのが有名になってました。
簡単に説明すると、「好きなことを仕事にしなさい」っていうことです。
好きであれば頑張れるし、楽しいですよということで、私は自分が好きなことを考えてみました。
考えてみると掃除している時は全然苦にならない自分がふと浮かびました。
これだー!!と思い、ある求人雑誌のホームメンテナンス業に応募して面接することに。
面接をした結果、なんと内定したんです。これで卒業後の無職は避けられたー。
掃除の仕事なら苦もないので頑張れるなと。
しかし、この会社がブラック会社であることはその時の自分は知る由もなかったのです。
その内容については社会人時代でお話します。
音楽
大学生からではないですが、ウォークマンを買って音楽を聴くようになったのが中学生の頃だったでしょうか。
それからは出かける時は必ずウォークマンを聴いてましたね。
好きな歌手は、ドリカム、ジュディマリ、槇原敬之とかでしたね。
そして、大学時代に友人のきっかけでaikoの局を聴くことに。
それが実は今の妻なんですけどね。笑
その話は先の話なのでここでは音楽の話をします。
妻はゆずが好きでライブに行くぐらいの人です。aikoにもハマっていて、良い局だから聴いてみるというのが始まりでした。
aikoの歌は恋愛ものが多く、若者に共感を得られる歌詞が多かったですね。
ここからはマニアックな話なので半分聞き流してください。笑
一番好きな歌を選ぶのは難しいですが、「私生活」という歌を聴いたことでファンになりました。
気になる方は聴いてみてください。
歌手によって好きな歌があると思います。槇原敬之ですと「Love Leetter」とかです。
歌って人の気持ちに働きかけて、凄い力を発揮しますよね。
これは今趣味でやっているマラソンとかでも音楽を聴きながら走りますが、音楽によってだいぶパフォーマンスが変わったりもします。
音楽というものはそういう力があると思います。
卒業旅行
サークルの仲間と卒業旅行に2週間ほどイタリアに行きました。
ナポリ、ローマ、ベネツィア、フィレンツェ、ミラノ。
主要都市を南から北へと縦断しましたね。
写真とかでは見たことある風景がリアルに目の前に表現されるさまは、感動しかありませんでした。
イタリアで有名なところと言えば、「青の洞窟」があります。
ナポリから船に乗って洞窟に入ると水面が蒼い青がキラキラとゆらめく。
これは写真からでは到底経験することが出来ないですね。
旅行は経験を通して、何か言葉では言えないものを得られる。そういうものだと思ってます。
何もしなくても成長できるというか、そんな魅力が旅行にはありますね。
印象が強かったのがローマの「コロッセオ」ですかね。
知らない人もいると思うので簡単に説明すると、貴族が遊戯として奴隷をライオンとかの動物と戦わせたりしてたんですよ。
冷静に考えるとひどい話ですが、昔にそういう見せ物があったんですよ。
その闘技場が「コロッセオ」なんです。
映画で「グラディエーター」というのがあるんですが、これを観るとよくわかりますよ。
2000年以上前の文明からこんな闘技場が造られ、その産物が今も残っているってロマンですよね。
ベネツィアといえば、水の都と呼ばれるように、ほんと地面と水面がほぼ同じぐらいに街が低いんですよ。
大雨はなかったので水浸しにはならなかったですが、日本では絶対に見られない景観でしたね。
ミラノではまさに都市って感じでしたね。ただ、訪れたのが日曜日だったんですよ。
ヨーロッパでは日曜日はお店がほとんどやってなかったんですよね。
日本はサービス業は日曜日は休みませんが、ヨーロッパは休みます。
旅行者としては楽しめないですが、これが働く側にとっては理想だと思ったりもしましたね。
4人で行ったんですが、2人はそのままドイツも行くということで別れ、その後は2人でお店を見渡しましたが、どこもやって居なかったんですよね。結局、マックぐらいしかなくて、そこでおしゃべりしたぐらいの記憶しかないですね。笑
そんなこんなのイタリア旅行でした。
この旅行は本当に行って良かったと思ってます。
一緒に行った友人におんぶにだっこでしたが。笑
そして、とうとう社会人生活へと突入していくのです。
ここからは更に濃い人生が待ち構えていることも知らずに。。。